【搭乗記】キャセイドラゴン航空 北京⇆香港 KA905便、KA992便 エコノミークラス
中国の建国記念日にあたる国慶節休暇。ほぼ一週間の休みとあって、香港に旅行に行きました。その際初めて、キャセイドラゴン航空に搭乗してきました。
■基本情報
KA905
8:00北京発→11:40香港着
A330-300
KA992
14:00香港発→17:20北京着
A330-300
■キャセイドラゴン航空とは
香港ドラゴン航空が16年末にキャセイパシフィック航空に吸収合併され、キャセイドラゴン航空に屋号を変更。キャセイパシフィックと同じくワンワールドアライアンス加盟でJALとのマイル提携も行なっています。ちなみにキャセイパシフィック・キャセイドラゴンともに中国国際航空エアチャイナとの業務提携を行なっており、アライアンスは違いますがコードシェアも盛んです。実際、今回のフライトはいつも利用しているエアチャイナ名義のコードシェアでチケット取得しました。
路線は主に香港⇆アジア各都市の短中距離路線を就航しています。日本には、羽田・福岡・那覇の三路線が就航しているようです。
機材はエアバス社製のみで
を計40機以上保有。ほとんどが香港ドラゴン航空時代のもので機体デザインもそのままですが、順次キャセイドラゴン航空のそれにリニューアルしていく模様。今回は往復とも香港ドラゴン航空デザインでした。
■往路:北京→香港
往路は朝早くなので5時半に自宅を出発。中国国内→香港へは同じ国のくせに国際線扱いなんです。これがまためんどくさい。ちなみにマカオと台湾も同様。
シンプルな機体デザインはドラゴン航空時代のもの。朝イチ発はディレイが少なく、この日もほぼオンタイムの搭乗・離陸となりました。
機材はエアバスA330-300。A330とB767は窓側が二席配置なので大人2人の旅行には最適です。個人的には好きな機材です。
赤ちゃん連れともあり最前列シートがとれるか不安だったのですが、航空会社側がアロケートしてくれていたようです。これは嬉しかったです。エアチャイナにはない気配り。
朝食はお粥か洋食かの二択。洋食をチョイスするとオムレツでした。普通です。
今回はエコノミークラスでも全席機内エンタメがある機材でした。中身をチェックすると映画が充実していましたが、赤ちゃん連れともあり、子供をあやしたり、寝かしつけたり、寝たら寝たで起こさないように必死に抱いたりで、フライトを楽しむ余裕はありません…。
窓からは青い空と白い雲、エンジンに書かれた赤い龍のイラストがよく映えていました。
ほぼ揺れることなく、オンタイムで香港に到着。とても快適なフライトでした。
ちなみにキャセイパシフィック・キャセイドラゴンともに欧米人の機長さんがほとんどのようで、今回もそうでした。当たり前ですが流暢な英語の機内アナウンスが印象的です。
■復路:香港→北京
復路は昼過ぎの出発。ディレイを心配しましたが、20分遅れほどで離陸できました。
隣に羽田から到着したJALが駐機してきました。どちらも白基調のシンプルなデザインです。
復路も同じA330-300。これまた最前列シートを確保できました。
もしかすると往路と全く同じ個体なのか、妻が座った22Aの座席のリクライニングが調子悪く、往復ともに全く使えませんでした。今回唯一残念な点です。
ちなみに、最前列シートということで、足元空間はかなり余裕あります。下のように百均で買ったレジャーシートを引くと子供が足下で遊べたりします(ベルトサイン解除の時のみです)ずっと膝の上で乗っけておくなんでできっこないので、大変助かります。
復路の機内食はビーフとチキンの2種類。妻と1つずつもらいました。
写真はチキン。チーズが効いたクリーム煮のような感じで結構美味しかったです。機内食前に妻が「JALみたいにハーゲンダッツくれればいいな」と冗談で言っていたのですが、本当に出ました!期待してなかったのでこれは嬉しいサプライズです。ちなみにバナナとストロベリーでした。 うーん、ストロベリーがうまいな。
ちなみにバシネットは使っていません。腕で抱いたほうがよく寝てくれるし、気流の悪い時や着陸時は使えないので、抱いてたほうが気楽だからです。その代わりバシネットに機内食を置けたりできて便利でした。
離陸が遅れた分を取り戻し、オンタイムで北京に到着です。
■まとめ
初めてのキャセイドラゴン航空は、ハード・ソフトともに充実のフライトでした。特に、事前指定してなくても乳児連れのため最前列シートをアロケートしてくれていた点には感動しました。エンタメ・機内食も問題なく、今後利用する機会があればまた乗ってもいいなと思えるエアラインです。