ものずきかねなし。

アラサー会社員。ヒコーキ、マイル、SFC、ホテル、旅行、モノ、おかねなど。

ANA、2017年度第2四半期決算は売上・利益ともに過去最高!今後のサービス改善に期待したいです

7-9月期の決算ラッシュを迎えました。5年以上続く緩やかな景気回復の波を受けて、上場企業の多くが対前年比で増益とのこと。その中でも、我らがANAの売上・利益ともに過去最高、というニュースに注目です。

 

 

■第2四半期累計 4-9月

  • 連結売上高:9850億円(+11%)
  • 営業利益:1150億円(+23%)
  • 純利益:1183億円(+113%)

と、いずれも過去最高とのこと!サービス業とはいえ重たい固定費がかかる業種にあって、売上高営業利益率が10%を超えていて、なかなかに収益力あるなぁーと感心しました。

 

■国内線

  • 旅客収入:2.2%増の3551億円
  • 旅客数:4.6%増の2245万人
  • 利用率:3.5pt増の68.2%

 

■国際線

  • 旅客収入:14%増の2955億円
  • 旅客数:6.3%増の476万人
  • 利用率:0.1pt増の75.8%

国際線の利益率(搭乗率かな?)の高さに注目。75%ってかなり高いですよね。根強いビジネス需要、旺盛な訪日客需要に加えてホノルル路線のレジャー需要取り込みが奏功とのこと。ホノルル路線といえば、2019年の日系エアライン初となるエアバスA380の投入も楽しみですね。

 

■ピーチ・バニラエアも好調

ANAグループのLCC、ピーチとバニラエアも好調のようです。ともに10%以上の営業利益率を確保しています。

 

■2017年度通期見通し

  • 売上高:1兆9250億円
  • 営業利益:1600億円
  • 純利益:1320億円

それぞれ上方修正とのことですが、配当予想は変更しないみたいです。株主からするとえーっ?!って感じですよね。(ちなみにずっとANAの株を買おうかとタイミングを探ってたんですが、なかなか買えずに高止まりしています…)

いち利用者としては、その分、サービス改善と将来への投資を期待したいところです。

ANAはここ最近、安全関連の事案が立て続けに起きています。ANAは自らしきりに日系唯一の5スターエアラインと喧伝しているものの、利用者としては本当に大丈夫か?と不安にならざるを得ません。まずはしっかり安心・安全なフライトをお願いしたいです。そして願わくば、いちANAマイラーとして、マイレージ関連サービスのさらなる改善も合わせてお願いしたいですね。間違ってもSFC廃止・改悪などなさらぬよう…

 

ちなみにJALも増収増益の好決算。日系エアライン同士、切磋琢磨で今後もより良い商品・サービスを提供してくれることを楽しみにしたいと思います!